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お知らせ、大会の結果、練習会の様子などを更新していきます

日野ピックルボール協会主催 New YEAR Pickleball グループ戦を開催します。

新年早々、ピックルボールで楽しく交流しましょう!日野の人気イベント、グループ戦のご案内です。ご参加お待ちしております。

日時:2024年1月7日(日) 8:50〜17:00

場所:南平体育館 アリーナ4面

参加費:1000円 

申し込み方法:

  • 定員 48名 程度
  • 個人で申し込みになります。大会委員会で精査し、グループ分けを行います。下記リンク(調整さん)からお申し込みください。
    リーグ戦→順位別ラウンドあり。
  • 日野ピックルズ、国立日野ピックルボールグローバルの練習に来られているレギュラーメンバーの皆様は優先的にエントリーいただけます。(エントリー開始:12/5)
  • 上記以外の他団体の方は12/9よりエントリーしていただけます。
  • 締切:12/15 (定員に達した時点で締切となります)
  • キャンセル待ち可能
  • 締切前でも削除・キャンセルなさる場合は必ずご連絡ください。
  • 12/20以降はキャンセル料金をいただくことがございます。

申し込みサイト:調整さん 

なお、当イベントは東京都ピックルボール協会の後援となります。

日野ピックルズ団体戦「日野飛幾琉道場 班対抗戦」報告

2022年5月15日に日野ピックルズの団体戦「日野飛幾琉道場 班対抗戦」が行われました。

日野にゆかりのある新撰組の道場でピックルボールを娯楽として楽しんでいる練士たちが、土方班、近藤班、沖田班、井上班に別れて勝率を競うという設定で催した企画です。

36名の方が集まってくださり、交流を深めました。時間の関係で、高速回転のゲームさばきとなりましたが、皆さん落ち着いて行動してくださり、ほぼ時間通りに予定していたこと全てを終了できました。

また新企画のミニゲーム「アングルディンクシングルス」(副題:一人だけれど独りじゃない)も面白い!と好評でした。

また世界で?!一番小さな表彰状(カバン吊り下げタイプ)も喜ばれました。

次回は秋ごろ開催の予定です。

またのご参加を心よりお待ちしております。

ピックルボール無料体験会終了

taikenkai

ピックルボール無料体験会は14名の体験者をお迎えし、盛況のうちに終了しました。

ご参加ありがとうございました。

ピックルボールの簡単なルールや、基本のショットを練習した後、ゲームにも参加していただきました。

その後の練習にも何人か参加してくださっており、メンバーのために場所、曜日など多様な練習機会を提供できるように、運営一同頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。

急成長スポーツ!ピックルボールを熱く語る⑤

  〜リモート座談会 ☆パート5

2020年10月18日に行われた日野ピックルズ主催のアウトドアイベント「秋のリバーサイドピックル」において各部門で優勝された3人に、リモート座談会で大会の感想やピックルボールの魅力について語っていただきました。パート1 パート2 パート3 パート4からの続きです。

参加者:
ミックスダブルス優勝者 船本明人(日野ピックルズ代表)
男子ダブルス優勝者 松本匡彦(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ副会長)
女子ダブルス優勝者 堀合浩巳(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ)
進行は大西直子(日野ピックルズ副代表)

今後の展望……すそ野を広げるには

大西 では、最後に今後のピックルボールへの展望で締めくくりたいと思います。今後のピックルボールをどのようにしていきたいか、チームの展望と合わせても良いので語っていただけますか。

船本 個人としては今後増えていくであろう国際大会で勝利し、結果を残すことで多くの人がピックルボールを知るきっかけを作っていきたいと思っております。チームとしては「メンバーの一人一人が、ピックルボールを知らない人に教えられるようになる」というのがチームの完成形だと思っています。教えるということはピックルボールのことが好きで、ピックルボールを深く知らないとできないことです。今後メンバーが皆このレベルに達することができれば、より世の中に広まるようになる、そのきっかけを作っていけると思っています。この日野ピックルズというチームを起点にどんどんピックルボールプレイヤーが増えていけば最高です!

堀合 私も「知らない人に教えてあげられるようになる」ことは、とても大切なことだと思います。人に教えたことは自分も再確認でき、復習することと同じ効果があると思うからです。これからあちこちに新しくチームができていくでしょう。そこに経験者たちが行って教える、これができたら皆の思いと共に、ピックルボールは広まっていくんじゃないかなぁ……と思います。

松本 僕が所属している「ヨコハマ・マチダ・ピックルズ」は今年、JPA(日本ピックルボール協会)に加盟しました。自分達がピックルボールを長く続けていくには、もっと底辺を広げていかないといけないなあ~との気持ちからです。そうしないと日本にピックルボールは根付かないように思います。JPAさんの今後の活動に期待したいです。

大西 ヨコマチさんの加入に大いに期待しています。ラッキーなことに関東には複数チームがありますので、交流を大切にし、お互いに課題があれば相談し合える環境を今まで以上に作っていけたらと思います。

 今回は皆さんの率直なお話を聞けて大変有意義でした。お忙しい中、本当にありがとうございました。

急成長スポーツ!ピックルボールを熱く語る④

  〜リモート座談会 ☆パート4

2020年10月18日に行われた日野ピックルズ主催のアウトドアイベント「秋のリバーサイドピックル」において各部門で優勝された3人に、リモート座談会で大会の感想やピックルボールの魅力について語っていただきました。パート1 パート2 パート3からの続きです。

参加者:
ミックスダブルス優勝者 船本明人(日野ピックルズ代表)
男子ダブルス優勝者 松本匡彦(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ副会長)
女子ダブルス優勝者 堀合浩巳(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ)
進行は大西直子(日野ピックルズ副代表)

勝利をつかむには、自分の強みを活かす

堀合 私の強みは珠算を長年やっていたので、集中力かな。

船本 ピックルボールでの強みはカバー力かなと思います。とにかく粘り強く返球することを意識しています。

松本 僕はあまりバチバチやりたいとは思っていません。ピックルボールは力が無くても、ラケットスポーツの経験が無くても、相手に勝てるスポーツだと思います。テニスやバドミントンなどのラケットスポーツは、加齢や男女差により勝ち負けに大きな差が出ます。僕も来年還暦になりますから、若い人に比べてレスポンスがだんだん衰えてきていますね。そんな折にこのピックルボールに出会えた。だからハマったと思います。このスポーツならまだまだ勝ち負けを楽しめると……。だから僕の強みって自分ではよくわかりません。相手に嫌な奴と言われたい性格かも(笑)。ヨコマチの女性はバチバチと、思いっきり打ちたい方がいっぱいいらっしゃって、怖いです。

堀合 怖い? ご冗談を(笑)。小さい私は、背の高い仲間が前で壁になると恐怖しかありません。

大西 ヨコマチは、特に女子が過激ですね! 松本さんのピックルボールの考察はなるほど!です。メモしてこれから勧誘のときに使わせてもらいます。
 さて少し踏み込んで、始めたころ、どうもしっくり来なくて、克服したピックルボール特有のショットについてお聞きしたいです。始めて間もないプレイヤーへのヒントになると良いと思いますので。

こうやって克服した、このショット

堀合 どうもしっくり来なかったショット、それは4人が前に詰めてからのボレーボレーです。テニスやバド、どちらも前衛が大嫌い、ソフトボールでは外野手だったから内野手より若干動き始めが遅い、ということで球に対して反応が遅い。そんな私にとって、近くから球を打たれるというのはとても怖いことでした。たぶん、これから始める方々も同じだと思います。それを克服するには……とにかく慣れること。手加減せずに早い球を打ってもらう、怖くても前に出て気持ちを強く持つ、パドルはバック持ち、目はそのうち慣れる。毎回自分とも戦った結果、だいぶ怖くなくなりました。逆に強い球を打ち込めるようになったかな。どんな球でもどんな相手でも、怖がらずズンズン前に前に出て行くことが、上手くなっていく秘訣だと思います。

大西 自ら克服しようと働きかけるのは重要ですよね。またポジションはパートナーとの呼吸も大切ですね。さて、船本さんは苦手だったことなんてあるのでしょうか(笑)?

船本 ありますよ(笑)。しっくり来なくて克服したショットは、サードドロップショットです。サードドロップショットはピックルボール の代名詞とも言われるショットだと思います。最初はボールが高くなり、チャンスボールになってしまってよく打ち込まれました。僕がいつも意識しているのはボールへのタッチと軌道です。タッチは柔らかく、打つというよりはボールを押すというイメージです。軌道をイメージするのは、ただボールを落としたい場所を決めるのではなく、ボールが飛んでいく過程をイメージすると体がそのイメージに沿って動くからです。白い放物線の軌道など、自分の思い描きやすいもので鮮明にイメージすると、びっくりするくらい思い通りのショットが打てます。しっかりイメージできれば、体の動かし方を考えなくてもその通りに体が動いてくれます。一朝一夕ではできないと思いますので、普段の練習から意識すると良いと思います。

大西 代名詞であって、習得は難しいショットの一つですね。軌道をイメージするということは多くの方の参考になると思います。

船本 軌道は少し意識するだけでも変わりますよ。普通のショットの時でもイメージすると変わります。ボレー以外の全部のショットで応用できると思います。

大西 ありがとうございます。今すぐコートに立ちたくなりました(笑)。

松本 僕は完全に克服したショットなんて、まだ無いですね(笑)。ただ一つ、何となくわかってきたことがあります。ダニエル・ムーア選手(日本にピックルボールを紹介したアメリカの元ナショナルチャンピオン、先日ヨコマチを訪問してコーチングを行いました)のディンクショットの打球音がほとんどしないんですよね。どうしてだろうと思ったら、ボールのタッチが柔らかいんですね、とても……。しかし、ハードヒットすると恐ろしく早くて重いボールが来る。ピックルボールはメリハリが大切だと思います。これってリカバリーや守備力につながることだと思うし、これらを心して日々精進したいです。

大西 確かに上級者になればなるほど柔らかく打っていますね。球持ちが良いとも言えるのでしょうか、そういったボールの方が重たいですね。松本さんも上級者だと思いますが、さらに理想を持っていて素晴らしいです。

パート5 「今後の展望…..すそ野を広げるには.」に続きます。

急成長スポーツ!ピックルボールを熱く語る③

  〜リモート座談会 ☆パート3

2020年10月18日に行われた日野ピックルズ主催のアウトドアイベント「秋のリバーサイドピックル」において各部門で優勝された3人に、リモート座談会で大会の感想やピックルボールの魅力について語っていただきました。パート1 パート2からの続きです。

参加者:
ミックスダブルス優勝者 船本明人(日野ピックルズ代表)
男子ダブルス優勝者 松本匡彦(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ副会長)
女子ダブルス優勝者 堀合浩巳(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ)
進行は大西直子(日野ピックルズ副代表)

マイパドル、選んだこだわりは

松本 僕は、SELKIRKのINVIKTAを使っています。打感が良い感じにルーズで(笑)。以前は、GAMMAの NEEDLE使っていたんですけど、ちょっと軽すぎて……。小川英一郎さん(八王子ピックルズ)のお店で試打用のパドルを借りられたのが良かったですね。まんまと買わされてしまいました(笑)。試打は大事ですね。

大西 良い感じにルーズとは、面白いですね(笑)。

船本 僕はSELKIRK のVANGUARD HYBRID INVIKTAですね。松本さんと同じシリーズです。グリップも面も長めでバランスが良いです。僕はパドルを選ぶ時に決めごとがあって、必ず重さを8.0オンス以下にしています。理由は、重すぎるとラケットコントロールが上手くできないからです。

松本 船本さん、若いのに、技巧派ですね(笑)。

大西 堀合さんもこだわりがありそうですね。

堀合 こだわりですか……。私はGAMMAの RAZORを使っています。握力が弱くて軽い物・グリップ細めが良かったので、ちょうど良いパドルに巡り会えました。GAMMAと契約した時に渡された物で、試打して慣れたので他には目もくれずこの型に決めました。GAMMAのパドルしか使ったことがありませんが、壊れるまではこれを使い続けます。これがこだわりかな(笑)?

大西 なるほど! 気に入ったらとことん使うのは、まさにこだわりですね。皆さんプレイスタイルやご自分の身体の特徴から、パドルを選んでいるということがよくわかりました。気になるパドルがあれば、チームメイトに試打させてもらうのもいいですね。
 これまで、ピックルボールの魅力にハマり、チームの仲間とともに切磋琢磨しながら、プレイスタイルも見い出し、お気に入りのパドルとも出会えたことなど、大事な要素が詰まったお話が聞けました。
 対外試合など多数経験されていますが、メンタルのコントロールはどうされていますか? 何か秘訣がありますでしょうか。

試合でのメンタルコントロールが重要

船本 僕はもともとメンタルが弱く試合だと緊張しやすいのですが、最近は「勝ちたい」と思うのではなく「楽しもう」と思うようにしています。

大西 メンタルが弱いようには全く見えませんが……。

船本 いえいえ、本当に大会のときの方が普段より弱いですよ。

松本 船本さんはメンタルが弱いように全く見えませんね。でもメンタルって見た目ではわからないし、いつも通りに打っても、何か違うってことありますよね。僕も「あれおかしいな?」っていうときは、「脱力する」を心掛けています。堀合さんは試合の緊張感が好きなんだよね? 練習と試合との集中力が違い過ぎます(笑)。

堀合 私は練習と試合、どちらも集中しているつもりですけど……商品がかかると目の色が変わるらしいです(笑)。見た目で緊張しているとわからない人、眼光鋭く睨みつけるくらいの人、相手に「怖い‼︎」と少しでも思わせられたら、その試合は一歩リードです。あと、私も試合はペアの方と楽しむように心掛けています。ミスを注意してもその時に直るわけがないので「そんなの大丈夫! 次ガンバ」と励まし笑う方が効果大!と信じています。それから、相手が知らない人の方が怖いけど戦いやすいですね。知り合いだと気持ちが緩んじゃう(笑)。私、船本さんのことはよく知らないけど、上手いのは知っているから怖いです。当たらなくて良かった。

大西 対外試合でも、まだ狭いピックルボールの世界なので、仲間と当たることも多いと思います。気が緩んではいないように思いますが、そんな時はどんなことを心掛けるのでしょうか。仲間には睨めないと思いますが(笑)。

堀合 遠ーくから睨んでいます。普段の練習、仲間だけの時は私の「超負けず嫌い」が炸裂します。できれば全て防御したいし全て決めたい‼︎ あり得ないのですが、なんだかそう思っちゃいます。

大西 次回は目を逸らさないようにします(笑)。スポーツをやっている以上誰もが負けず嫌いだと思いますが、ご自分で上手くコントロールできているのだと思いますね。松本さんの「脱力」に関しては、自分を客観的に見る力がポイントですね。船本さんの「楽しむ」に関しては、前述のピックルボールの面白さを思い出して、少しでもポジティブに捉えることができれば、その短時間の試合の中でも良い作用が生まれると思うので、心掛けたいです。そうは言っても、勝ちをもぎ取るのはご自分の強みを最大限に活かしてのことだと思います。ご自分のピックルボールでの強みは何だと思いますか?

パート4 「勝利をつかむには、自分の強みを活かす」「こうして克服した、このショット」に続きます。

急成長スポーツ!ピックルボールを熱く語る② 

 〜リモート座談会 ☆パート2

2020年10月18日に行われた日野ピックルズ主催のアウトドアイベント「秋のリバーサイドピックル」において各部門で優勝された3人に、リモート座談会で大会の感想やピックルボールの魅力について語っていただきました。パート1はこちら

参加者:
ミックスダブルス優勝者 船本明人(日野ピックルズ代表)
男子ダブルス優勝者 松本匡彦(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ副会長)
女子ダブルス優勝者 堀合浩巳(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ)
進行は大西直子(日野ピックルズ副代表)

ピックルボールとの出会いは?

大西 日野ピックルズのリーダーである船本さんは、ピックルボールプレイヤーの中でもかなり若いと思いますが、ピックルボールを知るきっかけはどんなことだったのでしょうか?

船本 ピックルボール を知ったきっかけはYouTubeです。テニスの動画を見ていたところ、偶然おすすめ欄に出てきたピックルボールの動画を見て初めて知りました。

大西 それでチームの門を叩いたというわけですね。YouTubeの類似動画のおすすめシステムに私は心から感謝せねば(笑)。

船本 そうですね。妻の実家の近くでプレイをしている日本のチームを見つけて連絡を取りました。

大西 それが当時の日野八王子ピックルズですか。もしかしたら、ピックルボールのために引っ越して来たのでしょうか?

松本 あり得ますね(笑)。

船本 ピックルボールに行きやすくなる、というのは一つの要因ではあります。

大西 それほど、このスポーツにビビっと来たのですね! 松本さんはピックルボールに出会ったきっかけは何でしょうか。

松本 僕の場合は、カナダにお嫁に行った高校の同級生が4年前に里帰りした時に、カナダ人の旦那さんとテニスを一緒にやったのですが、「ピックルボールやってみな!絶対ハマるから……」と言われ、YouTube動画を見たのがきっかけです。ネットで調べて、横浜でピックルボールを始めたばかりの現ヨコハマ・マチダ・ピックルズ会長・紙谷正人さんに出会えました(笑)。

大西 出会いが出会いを呼んだ形ですね! そしてパワフルな仲間に出会い、今の層の厚い、熱いヨコハマ・マチダ・ピックルズに繋がってくるんですね。
 堀合さんはどうだったのでしょう?

堀合 私は松本さんに「ニュースポーツ始めるよー!」と声を掛けられました。新し物好き(?)の私はすぐに飛びつき、ピックルボールと紙谷さんに出会いました。スポーツをいろいろやっていて良かったです。卓球、ポートボール、テニス、ソフトボール、ソフトバレーボール、バドミントンを経験してきたお陰で、わりとすぐにラケットとボールに慣れ、楽しむことができたと思います。そしてたくさんの仲間と出会えました。感謝です‼︎

ピックルボール中毒って!? その魅力とは

大西 なるほど! 好奇心と、ピックルボールの取っ付きやすさ、仲間の導きなど、全てが上手く作用した様子がわかります。
 皆さん、まさにピックルボールにハマったわけですが、このスポーツの魅力はどこにあるでしょう。もちろん他のスポーツにも魅力がありますが、「ピックルボール中毒」という言葉があるほど夢中になる人が多いのはどうしてだと思いますか? 

松本 ルールがよくできているからだと思います。基本さえマスターすれば、老若男女を問わず一般のレベルでなら楽しくできる。基本のレベルも他のスポーツよりハードルが低いから取っ付きやすいですよね。それなのにゲーム性が高く、面白いからハマるんだと思います。だから結局、ルールがよくできている(笑)。

船本 単純な力だけでは勝てないスポーツなので、誰にでも勝てるチャンスがあることが多くの人に好まれる理由だと思います。

松本 僕もそう思います。

堀合 初心者に一から教えて、2時間も経たないうちにゲームができるようになっている! こんなスポーツ他にはないですよね。これからもっと中毒者増えそう(笑)。

大西 前に船本さんと話したことがあるのですが、ピックルボールは取り組みやすく、身体能力の差が顕著に現われにくいルールや道具の特性、そのため考えないといけないこともたくさんあり、ある意味インテリジェントなスポーツですね、単純に見えて奥の深い部分が経験者の皆さんも夢中にさせる……と皆さんのご意見からもうかがえます。
 ちょうど道具にも触れたので、視点を変えて、使用されているパドルについてお聞きしたいと思います。ピックルボールプレイヤーにとって、興味のある事柄ではないかと思います。
 今ご使用のパドルの特徴、何故選んだかなど、語ってください。

パート3 「マイパドル、選んだこだわりは」「試合でのメンタルコントロールが重要」に続きます。

急成長スポーツ!ピックルボールを熱く語る①

  〜リモート座談会 ☆パート1

2020年10月18日に行われた日野ピックルズ主催のアウトドアイベント「秋のリバーサイドピックル」において各部門で優勝された3人に、リモート座談会で大会の感想やピックルボールの魅力について語っていただきました。パート1から5まで、シリーズでお届けします。

参加者:
ミックスダブルス優勝者 船本明人(日野ピックルズ代表)
男子ダブルス優勝者 松本匡彦(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ副会長)
女子ダブルス優勝者 堀合浩巳(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ)
進行は大西直子(日野ピックルズ副代表)

アウトドアのピックルボールは、気持ちが良い

大西 まずは、先月行われた日野ピックルズのリバーサイドイベントにご参加いただきましてありがとうございました。アウトドアでの初めてのイベントでいろいろ心配しましたが、皆さんのご協力で無事開催できました。
 イベントの感想からお聞きしたいのですが、レディファーストでヨコハマ・マチダ・ピックルズ(通称:ヨコマチ)の堀合さん、女子ダブルスの部、優勝おめでとうございます。インドアの大会では無敵と呼べるくらいいくつもの大会で優勝されていますが、アウトドアも強かったですね! 普段との違いなど何か感じましたか?

堀合 ありがとうございます。まったく無敵というわけではなく……誰も認めてはくれませんが、か弱い乙女です(笑)。普段と違うところですか。ボールの硬さ、跳ね方はインドアボールとは違う気がします。でも打った感じが私は好きで、コントロールしやすかったですね。

大西 確かにボールは硬いので、打ち応えがありますね。音も少し違うので、あの音が好きという方もいます。
 松本さんはどうですか? 男子ダブルスの部、優勝おめでとうございます。松本さんも普段の練習に来ていただいていますが、今回はいつもと違いコートを4面作りましたので、全く同じとは言えなかったと思いますが。

松本 ありがとうございます。今回優勝できたのは、ペアの方に恵まれたからです。運が良かった(笑)。今回の屋外コート4面は素晴らしかったと思います。多少ラインの歪みが気になりましたが、やってみれば全然気にならなかったですね。逆にあの短時間で4面の準備ができた日野ピックルズさんの運営力は称賛に値します。ありがとうございました。
 僕は普段からテニス、バドミントンもやっていて、正直言うと、現時点ではテニスの方がピックルボールよりも優先順位は上なんです。今回参加させていただいた「秋のリバーサイドピックル」の屋外コートは天候にも恵まれましたが、すごく気持ち良かったですね。ピックルボールは屋外スポーツなんだということが、はっきりわかりました。屋外なら優先順位も変わりそうです。

大西 ピックルボールの優先度が低いとはびっくりです(笑)。どんどんアウトドアの機会を増やさねばなりませんね。運営にお褒めの言葉もありがとうございました。
 そのコート設営を監督していた船本さん、ご苦労が報われましたね。ミックスダブルスの部、優勝おめでとうございます。去年はJapan Openを長野で経験されました。同じくテニスのハードコートに作ったコートだと思いますが、率直なご意見を聞かせてください。

船本 はい。まずは先日の大会に皆様、たくさんご参加いただきありがとうございました。また参加者の方々が運営に協力してくださったおかげで、試合は概ね予定通りに進みました。結果の集計に時間が掛かってしまい、表彰をしっかりとできなかったことは心残りですが、今後の課題にしたいと思います。次回も大会を開催できましたら、是非ともご参加よろしくお願いいたします。
 JAPAN Openを踏まえてのプレイした感想は、率直に申し上げますと「変わらない」でした。JAPAN Openという大きな大会と同様のプレイ感で試合ができたことは、日野ピックルズとしても誇って良いことではないかと思っております。

大西 そうですね。今後もその誇りを胸に、さらに進化させて定期的に開催したいですね。秋の次は、春でしょうか(笑)?

パート2. 「ピックルボールとの出会いは?」「ピックルボール中毒って!? その魅力とは」に続きます。