急成長スポーツ!ピックルボールを熱く語る② 

 〜リモート座談会 ☆パート2

2020年10月18日に行われた日野ピックルズ主催のアウトドアイベント「秋のリバーサイドピックル」において各部門で優勝された3人に、リモート座談会で大会の感想やピックルボールの魅力について語っていただきました。パート1はこちら

参加者:
ミックスダブルス優勝者 船本明人(日野ピックルズ代表)
男子ダブルス優勝者 松本匡彦(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ副会長)
女子ダブルス優勝者 堀合浩巳(ヨコハマ・マチダ・ピックルズ)
進行は大西直子(日野ピックルズ副代表)

ピックルボールとの出会いは?

大西 日野ピックルズのリーダーである船本さんは、ピックルボールプレイヤーの中でもかなり若いと思いますが、ピックルボールを知るきっかけはどんなことだったのでしょうか?

船本 ピックルボール を知ったきっかけはYouTubeです。テニスの動画を見ていたところ、偶然おすすめ欄に出てきたピックルボールの動画を見て初めて知りました。

大西 それでチームの門を叩いたというわけですね。YouTubeの類似動画のおすすめシステムに私は心から感謝せねば(笑)。

船本 そうですね。妻の実家の近くでプレイをしている日本のチームを見つけて連絡を取りました。

大西 それが当時の日野八王子ピックルズですか。もしかしたら、ピックルボールのために引っ越して来たのでしょうか?

松本 あり得ますね(笑)。

船本 ピックルボールに行きやすくなる、というのは一つの要因ではあります。

大西 それほど、このスポーツにビビっと来たのですね! 松本さんはピックルボールに出会ったきっかけは何でしょうか。

松本 僕の場合は、カナダにお嫁に行った高校の同級生が4年前に里帰りした時に、カナダ人の旦那さんとテニスを一緒にやったのですが、「ピックルボールやってみな!絶対ハマるから……」と言われ、YouTube動画を見たのがきっかけです。ネットで調べて、横浜でピックルボールを始めたばかりの現ヨコハマ・マチダ・ピックルズ会長・紙谷正人さんに出会えました(笑)。

大西 出会いが出会いを呼んだ形ですね! そしてパワフルな仲間に出会い、今の層の厚い、熱いヨコハマ・マチダ・ピックルズに繋がってくるんですね。
 堀合さんはどうだったのでしょう?

堀合 私は松本さんに「ニュースポーツ始めるよー!」と声を掛けられました。新し物好き(?)の私はすぐに飛びつき、ピックルボールと紙谷さんに出会いました。スポーツをいろいろやっていて良かったです。卓球、ポートボール、テニス、ソフトボール、ソフトバレーボール、バドミントンを経験してきたお陰で、わりとすぐにラケットとボールに慣れ、楽しむことができたと思います。そしてたくさんの仲間と出会えました。感謝です‼︎

ピックルボール中毒って!? その魅力とは

大西 なるほど! 好奇心と、ピックルボールの取っ付きやすさ、仲間の導きなど、全てが上手く作用した様子がわかります。
 皆さん、まさにピックルボールにハマったわけですが、このスポーツの魅力はどこにあるでしょう。もちろん他のスポーツにも魅力がありますが、「ピックルボール中毒」という言葉があるほど夢中になる人が多いのはどうしてだと思いますか? 

松本 ルールがよくできているからだと思います。基本さえマスターすれば、老若男女を問わず一般のレベルでなら楽しくできる。基本のレベルも他のスポーツよりハードルが低いから取っ付きやすいですよね。それなのにゲーム性が高く、面白いからハマるんだと思います。だから結局、ルールがよくできている(笑)。

船本 単純な力だけでは勝てないスポーツなので、誰にでも勝てるチャンスがあることが多くの人に好まれる理由だと思います。

松本 僕もそう思います。

堀合 初心者に一から教えて、2時間も経たないうちにゲームができるようになっている! こんなスポーツ他にはないですよね。これからもっと中毒者増えそう(笑)。

大西 前に船本さんと話したことがあるのですが、ピックルボールは取り組みやすく、身体能力の差が顕著に現われにくいルールや道具の特性、そのため考えないといけないこともたくさんあり、ある意味インテリジェントなスポーツですね、単純に見えて奥の深い部分が経験者の皆さんも夢中にさせる……と皆さんのご意見からもうかがえます。
 ちょうど道具にも触れたので、視点を変えて、使用されているパドルについてお聞きしたいと思います。ピックルボールプレイヤーにとって、興味のある事柄ではないかと思います。
 今ご使用のパドルの特徴、何故選んだかなど、語ってください。

パート3 「マイパドル、選んだこだわりは」「試合でのメンタルコントロールが重要」に続きます。