身体への負担が少なく、とってもとっつきやすいピックルボールですが、ユニークなルールのため、とっても面白く、ある意味テニスより難しいとも言われます。その面白くしているルールのひとつがキッチンの存在です。
「キッチン」=ノンボレーゾーン。ひとことでキッチンを表すとこうなりますが、、、こんな状況だったらどう判断するの?Q&Aの形で疑問を解決していきましょう。
Q1. キッチンに入ってボレーしちゃいけないって、どこまでがキッチン?
A1. 上の絵の青い部分+ラインです。ラインもキッチンのうちです。バウンドしないボールを打っていいのはラインの外です。
Q2. 何とか身体を伸ばして、キッチンに入らずバウンドしないボールを打てた!その後ボールはネットを超えて相手コートに。おっとっと、、、あんまり腕を伸ばしたから、ボールを打ち返した後、体制を崩してキッチンに入ってしまった!ゲームを続行できる?
A2. ボールが生きてるうちにボールを打った後でもキッチン内に入ってはいけません。ファウルです。体制を崩しそうな時はバウンドさせましょう。もし、そのラリーがあなたの打った球で決着が着いたら、ギリギリセーフ!入っても大丈夫です。どっちが先かで判断が分かれます。
Q3. 何とか身体を伸ばして、キッチンに入らずバウンドしないボールを打てたし、体制も崩れたけど、パドルをキッチンについて、杖代わりに体を支えて、起き上がれた!器用だろ?え?ファウル?
A3. ボールが生きてるうちにボールを打った後でもキッチン内に身体はもちろん、パドルが触れてもファウルです。ちなみに、メガネや帽子、ポケットに入っていた小銭などを落としてもファウルです。お気をつけてくださいね。
Q4. さっきみたいに体制が崩れた時に、パートナーが引っ張ってくれたので、キッチンに入らずすんだよ。これはOK?
A4. はい、OKです。その場合パートナーもキッチンの外から引っ張らないといけません。
Q5. アングルショットをボレーで処理したときに、体制が崩れたけれど、ジャンプして、なんとかキッチンに入らずに、サイドラインの外に出れたよ。これはOK?
A5. はい、OKです。ジャンプ力が試されますね^^
Q6. 空中部分もキッチンの一部?
A6. いいえ、キッチンの表面に触れなければ、空中でパドルにボールが触れても大丈夫です。
Q7. 自分がボレーをしているときに、パートナーがキッチンに入ってしまった。これはファウルになる?
A7. いいえ、キッチンルールの対象になるのは、ボレーをしようとしているあなたです。
Q8. 短いボールが来たので、ボレーは諦め、バウンドさせてから打つつもりで、バウンドする前にキッチンに入ったよ。これはファウルになる?
A8. いいえ、ボレーをしようとしていないのなら、予めキッチンに入ってしまっても大丈夫です。
Q9. そもそも、なんでキッチンと呼ぶの?
A9. 諸説ございます。はっきりとはわかっておりません。^^;
いかがですか?ファウルになりそうなときは、無理をしないのが一番ですが、とっさの出来事なので、誰もが経験しますし、ファウルもゲームのうち!あまりナーバスにならずに、対処法を知って、ゲームを楽しみましょう!さらにご質問があれば受け付けます。
さて、最後にアメリカのピックルボールチャンネルの「キッチンルールの完全版」のビデオをご紹介します。
自動翻訳も設定できますので、設定を変更してみてください。動画を見ているだけでも、上に書いたことはご理解いただけるかと思います。